バリィさんとチーバくん

ご当地ゆるキャラって多いですよね。もはや乱立しすぎで世はご当地ゆるキャラ戦国時代ですよ。ゆるキャラに限らず、ご当地キャラってのが流行ってるんですね。最初はやっぱりひこにゃんでしょうか。あれも絵本だとかデザインだとかでもめました。お金になるものはよろずトラブルがもちあがりますね。

私が好きなのは千葉のチーバくんです。なんだか国体のキャラだったんですけど、あんまりかわいくて人気があるので千葉県のイメージキャラクターに任命されたんだとか。たしかスイカのペンギンのキャラクターを考案したイラストレーターの坂崎千春さんの作品らしくて、なるほどプロの作品です。横を向いた形が千葉県の形で、体がどういうわけだか真っ赤。下をぺろっと出しているのが魅力的ですね。この舌は浦安市だから引っ込めることができないらしいですよ。

次に好きなのが今治市のキャラクターのバリィさんです。これは、市のキャラクターなんですけど超かわいいですね。今治弁をしゃべるんですが、この方言もなんとも言えず愛らしい。見た目のタッチはなんとなくリラックマとかを想像させます。ゆるきゃらグランプリでも二位を獲得した強者です。でも、なんとこのキャラクターはイラストレーターが作ったわけではなくて、第一印刷という会社のデザイン担当の人が作ったのだそうです。ものすごい完成度。第一印刷の本気、ですね。なんでも本社が今治にあるからということもあって観光協会が依頼したそう。大当たりですね。著作権も第一印刷らしいです。

バリィさんはソーシャルネットワークサービスにも前向きな現代っ子で、ミクシィとツイッターとフェイスブックをやっています。スケジュール帳もホームページ上で公開しているんですが、八月と九月の予定を見ると、八月は月に五日だけ働き、九月は四日だけ仕事が入っています。うーん、ワークスタイルもゆるい!うらやましい!

実は私がバリィさんやチーバくんにハマったのは千葉出身だったり今治に旅行に行った人からのお土産をいただいたのがきっかけです。ご当地キャラグッズ、かわいいし、その自治体に興味を持つきっかけにもなりますね。悔しいですけど、ゆるキャラはかわいい。めでたくないと思いつつもめでてしまいます。

レイピアへの誤解

これは絶対にテレビゲームの影響だと思うのですが、私は長くレイピアをフルーレと似た武器だとばかり思っていました。フルーレとレイピアを装備できるキャラクターがロングソードや槍を装備できなかったんですね。だから似たような細身の剣なのではないかとばかりに思っていたのです。でもそもそもフルーレは練習用の剣なのですよ。だから刃がないのです。対してレイピアは両刃です。短いイメージがありますが、長さは刃渡り一メートル前後ですので、普通のロングソードと変わりません。重さも重くて1.5キロ程度なので、やっぱりロングソードと同じくらいです。だから決して女性向の華奢な小剣というわけではなかったのですね。テレビゲームのせいで誤解していました。

レイピアはルネサンス期の武器ですね。市民用の武器で、戦場で使われるようには作られていません。では何に使われていたかというと「決闘」です。「決闘」。当時の人たちはやらかしてたんですね、決闘を。その際に使われていました。レイピアに名誉や正義のイメージがついたのはイタリアが元らしく、イタリアのルネサンス文化が広がるのと合わせて各地に広がって行ったようです。

レイピアは刺突を主とする武器なんですね。見た目からして細身なので、がんがん大振りで斬撃を繰り出すのは確かに不向きな感じがあります。レイピアで決闘をすると相打ちが多くてかなり死人が出たそうなんですが、それには刺突をすると致命傷にはなるけれど戦闘不能にはならないということがあるからだそうです。これ、ちょっと混乱してしまいますが、刺突、人の体を突き刺すと、確かに致命傷にはなるんですが、けっこう長時間動けるんですよ。だから、心臓をぐさっとやられたある男は、動ける間に決死に思い出相手にもぐさりとお見舞い、結果二人とも死に至るみたいなことが多かったらしいのです。

ただ、これでやたらに死人が出たせいで、喧嘩ばかりやっていた若者たちが喧嘩をしなくなったそうですよ。あまりにも死人が多く出たのでびびったんでしょうね。本当に大事な名誉をかけた決闘だけを行うようになった、ということで、これはレイピアが流行ってよかったことなのではないでしょうか。